クイエイターEXPO2025参加します
いよいよ2025
昨年の夏、遥々東京ビッグサイトへ見学に行ったのが昨日の様…。
時が過ぎるのが早すぎる。
まだ一年もあるんだと、数か月前には一度東京へ行って事前の営業廻りを…等と考えていたのに、
そんな余裕は時間も気持ちもひとっつもなく、2025年の夏が来た。
はじまる準備
一番の大物展示資材として、背面パネルに掲げるタペストリーがある。ついで、パンフレット。
このふたつは兎に角気合を入れねば。
クリエポ経験者の先輩方にお話を聞いてみると、
「掲げるテーマジャンルはひとつに絞った方がいい」
「色々できることを全部盛り込んだ方がいい」
「やりたい仕事向けの一枚にするのがいい」
などやはり人それぞれ。
私はどうするかな…。色々できるタイプではないし、自分ができることがアイソメトリック図とちょっと外国風のタッチのイラストの2本柱。
ひとつに絞るならどっちだろう?
抒情的な外国風イラストかなぁ。
以前、装画塾に参加させて頂いた時、その楽しさに触れていつか私も書籍の装画のお仕事がしたいなぁと思っている。
いくつかそのような公募に出してみるも撃沈。入選者の方の作品に圧倒されて、畏縮気味である。
かと言ってアイソメトリック図は強みとなるのか…。
建築の仕事は15年したけれど、学校で専門に学んだわけではないし。
どっちつかずな中途半端な自分が小さく思える。
私の強みは何?
人には「ちゃんと平野カズ希のタッチだと分かるよ。」と言ってはもらえるけれど、自分では全くそうは思えなくて、
まだまだ迷走している。
今は来るもの拒まずで色々なジャンルにチャレンジしているので、そのお仕事の度に無いように合わせて微妙にタッチが変わる。
クリエポに向けての準備は、まず、自分の強みは何か?から始まった。
私の強みって何?
私ができることは何?
私の好きなことは何?
私が大事にしていることは何?
これをずっと考えていたように思う。
やりたいことと求められることが上手くバランスをとることができれば素敵だなと思うけれど、まだまだ難しい。
ここはひとつAI先生に聞いてみよう
堂々巡りの中、ついにAI先生に頼ることにした。
何度か聞き方に失敗して、ふときき方を変えてみた。
「Webサイトに掲載中のイラストやクライアントワーク、及びプロフィールの部分を鑑みて、
そもそも、平野カズ希の強みは何でしょうか?今のWebサイトのキャッチコピーや方向性は間違っている?」
と訪ねてみた。
「はい。そうですね。・・・・」
間違ってる?間違ってるって言ったぞ。思わず笑った。
正確には続きがあって、間違いではないけれど、肝心なところが反映されていないということだった。
肝心なこと。それは、私が15年建築CADオペレーターをしていたという事実。
その専門性のある分野で身に着けた空間を描くこと、そこに物語性のあるアートの要素を落とし込んでいることが、
「唯一無二の強みです!」
とのことだった。泣いた。
建築の世界は自分の居場所じゃない
自分は大学でテキスタイルをベースに染織を学んだ。決して建築を学んだわけではない。
設計事務所を営む父の病気を機に、急遽独学で建築CADを覚えて図面を描き始めた。それだけだ。
もっと遡れば、自分は数学が苦手だし建築の世界には向いていないから、インテリアやアートの方面からなら役に立てるかもしれない。
そう思って芸術大学へ進んだのだ。
苦手意識があって、ああ、向いてないのに...仕方なくやってるんだよな...と、そんなことも思う余裕もなくやらねばならない!で15年続けた。
ただ、図面や製図道具は身近なものだったし、間取りを見るのは好きだった。
時間さえあれば狭い部屋の模様替えをしていたので、嫌いではなかったのだと思う。
そういえば、大学で染織を学んだと書いたが、制作物は立体作品が多かった。上下左右から形を作り上げていくのが好きだった。
苦手意識をずーっと持っていて、仕方なしにといえど、15年続けていれば、空間を認識する能力は身に着いたのだなぁと思う。
そして、それだけ続いたのは、CADで図面を描くのが結果的には楽しかったのだと思う。
他所に図面を描きに出向いていた時には、イラチの私は図面を描くのがものすごく速かったようで(比べたことがなかったので分からなかったけれど、)
驚かれた記憶がある。私の右手の手の平の人差し指の筋の部分は、今でもクリックで鍛えた筋肉がモコっとしている。
父が亡くなり、一旦負抜けの殻になった私は児童書のお仕事を少しづつ続けていたこともあり、イラストレーターやってみようと動き出した。
もう建築関連の仕事は終わりだ。私は私のいるべき場所に戻ろうと思っていた。
けれど、最初の大きなお仕事は何と、住宅販売企業向けのパンフレット用アイソメ図だった。
「無理です。」
と一度はお断りしたけれど、製図的でも平面的でもなく絵のように描いてほしいと言われて引き受けた。
それが私がアイソメ図を描き始めた始まり。
楽しかった。建築を離れて自由にペンを走らせて描くアイソメ図が楽しかったんです。
AIにそれは強みだと言われて、そんなこんなが蘇り、私頑張ったな…と胸が熱くなってしまったのだった。
AIと一連のやり取りが行われた次の日の朝、イラストレーターの先輩でいつも仲良くしてくれている姉さんが、
「建築パースやらアイソメ図が描けるのは強みだよ!」
とメッセージをくれた。
私はある意味、漸くこの日、アイソメ図は自分の強みだ!と覚悟を持つことができた気がする。(自信はないけど)
私のクリエポ2025推しの一枚はアイソメ図
ということで、押しの一枚はアイソメ図で行くことにした。
けれど、諦めの悪い私は個人的に推しの少女のイラストも入れて、「ミニチュアで遊ぶ女の子」なら両方見せれるな…と考えたのがこれ。

今見ると色も暗いし、モチーフ多いな…。
クリエイター仲間にアドバイスをもらって、女の子は削除することにした。
その後も迷走して…


我ながらものすごく迷走している。
視線が定まらないね…とのアドバイスで、シンプルに修正。
最終版がこれ。オレンジも使いたかったけど、一色に。

ホントにデザイナーさんが羨ましい。
#クリエポ2025
#クイエイターEXPO

