建築の仕事の傍ら、毎年こどもたちの書く作文や詩の挿絵を担当していました。児童書の挿絵を描かせていただくことも。
こどもは大人が思うより色々考えているし、分かっていたりする。そんなことを彼らの書く文章から教えてもらいました。
こどもを描くのは楽しいです。
オリジナルのこどもの絵に文章をつけて。

猫を抱くこども
猫にだってね、
思いやりってものがあるんです。
愛があるんですよ。
こども
押さえきれない感情は
吐き出して
大事になる前に
調和が大切
心とからだ
人と人
国と国

まずは自分に
優しくできなきゃ
人に優しくなれないよ
そもそもね
優しくなんかしなくっても
いい人だっているんだよ
焦ると
心がどっかへ飛ぶ
心がどっかへ飛ぶから
焦るのか?
心を見失わないで
転ぶかもしれないし
迷うかもしれないし
行き止まるかもしれない
けれど歩こう

たくさんの愛を
あげることが
できるなら
きっと
たくさん愛される
いつも笑顔で
いなくてもいいよ
言葉にして
伝えることは大切
知らないことは
恥ではない
けれど
未知の先に
宝物が待ってるかもよ

何気ない時間が
後々輝いて見えます
それらは大方
形のないモノ
無くしたものは
大して大事なものではないかもしれない。
大事なものは君の中にあるからね。
転びたくはないだろうけどね
何度でも
転んだ方がいいんだよ
その方がいいんだよ

すごくすごく頑張っても
叶わないことってあるのです。
だからって頑張らないのは
ばかげてる。
みつけにくいものほど、
みつけたらなくならない。
きっとだいじにするからだろうね。
もしかしたら、
違うかも…?
そこから何かがはじまるかもよ。

いつから叫ばなくなったかな。
色んなことを飲み込んで。
辛すぎたら叫べばいいじゃん。
知ってるといいこと
実のところ
思い通りに
ならないことの方が
多いってこと
溢れる思いは
優しに変えて
適度な距離感が
必要です

手を離したからって、
信頼は消えないよ。
本当の絆があれば。
言いたいことは
色々あるけど…
大切なのは気持ちです。